ロボット工学科
近年、産業用ロボットを導入し、生産設備や機械の自動化を図ることが一般的になっています。しかし、ロボット単体では何もできず、「ロボット・システムインテグレータ」と呼ばれるエンジニアがプログラムの作成や周辺機器を構築・制御し、命を吹き込む必要があります。本科では、主に以下の様な力を身に付けさせることを目標に、ロボットを活用する産業の技術者・技能者として活躍する人材を育成します。 ロボット及び周辺機器に関する安全知識 ロボットを活用するためのプログラミングの知識 ロボットを動作させるためのティーチング作業を行う技術と知識
機械科
現在の製造業の世界では、「ものづくり」には自動化された機械(マシニングセンタ等)がなくてはなりません。このような新しい機械は、経験のない人でも簡単に加工できます。重要なのは「オペレータ」でなく「機械技術者」です。機械技術者は、多岐に渡る専門知識や技術を十分理解し、経験することで育成されます。簡単に使えるように設定・プログラミング・維持管理ができるようになるのです。機械科では、このように「ものづくり」における機械分野の基礎的な知識や技術、安全に関する知識や必要な考え方、態度・姿勢などを身につけ、機械の整備、プログラミング、維持管理などもできる人材を育てたいと考えています。「ものづくり」をとおして経験を増やし、自信をつけ、自ら学べる技術者の育成をめざします。
電気科
今の世の中、電気なしの生活は考える事ができません。テレビ、電灯、携帯電話、電車、パソコンなどの生活必需品は、電気・電子・情報技術によって実現したものです。また、電気を使うためには、電気を作る技術、作った電気を送る技術も重要です。電気科では、生活に不可欠な電気・電子技術について幅広く学び、社会が求める電気技術者を育成します。
建築デザイン科
建物は雨や風から私たちを守っています。テントや洞窟でも寝泊まりはできますが、一年を通してはむずかしいです。ご飯を食べたり、テレビを見たり、夜寝ている間も私たちを守っています。私たちは「家」を出て「学校や会社」に通います。これは、「建物から建物へ移動している。」と考えることもできます。出発地は建物で目的地も建物です。安全な建物、住みやすい建物とはどんな建物でしょう?一緒に建物の勉強をしてみませんか?一緒にデザインの勉強もしてみませんか?よいデザインは私たちの心を癒し、寄り添い、包み込んでくれるものです。建築とデザインは人生における必修科目です。
都市工学科
都市工学とは、英語でUrban Engineering(安全性・快適性を重視した都市構築の技術)といいます。文字通り、私たち市民の生活になくてはならない学問です。人間と自然が共存し、環境に配慮された構造物(社会基盤あるいはインフラ)を建設・維持する技術について学びます。具体的には、橋、道路、トンネル、鉄道、空港、港湾、河川、海岸、上水道、下水道、宅地造成、公園などの建設・維持を行うことです。
これまでの学科
令和2年度入学までの学科情報です。