学科情報学科情報

自動化、情報化といった産業界の急速な技術の進歩に対応できる工業技術者が必要とされています。
本校には、ロボット工学科(1学級)、機械科(1学級)、電気科(2学級)、建築デザイン科(1学級)、都市工学科(1学級)の5学科が設置されており、生徒の学力に応じたわかりやすい授業を展開します。
また、教育目標である「心身ともに健康で、知・徳・体の統一ある人間形成をはかり、国家・社会の発展に寄与する心豊かな実践的工業技術者を育成する。」を実現するために、全職員が努力を続けています。

ロボット工学科

近年、産業用ロボットを導入し、生産設備や機械の自動化を図ることが一般的になっています。しかし、ロボット単体では何もできず、「ロボット・システムインテグレータ」と呼ばれるエンジニアがプログラムの作成や周辺機器を構築・制御し、命を吹き込む必要があります。本科では、主に以下の様な力を身に付けさせることを目標に、ロボットを活用する産業の技術者・技能者として活躍する人材を育成します。 ロボット及び周辺機器に関する安全知識 ロボットを活用するためのプログラミングの知識 ロボットを動作させるためのティーチング作業を行う技術と知識

機械科

現在の製造業の世界では、「ものづくり」には自動化された機械(マシニングセンタ等)がなくてはなりません。このような新しい機械は、経験のない人でも簡単に加工できます。重要なのは「オペレータ」でなく「機械技術者」です。機械技術者は、多岐に渡る専門知識や技術を十分理解し、経験することで育成されます。簡単に使えるように設定・プログラミング・維持管理ができるようになるのです。機械科では、このように「ものづくり」における機械分野の基礎的な知識や技術、安全に関する知識や必要な考え方、態度・姿勢などを身につけ、機械の整備、プログラミング、維持管理などもできる人材を育てたいと考えています。「ものづくり」をとおして経験を増やし、自信をつけ、自ら学べる技術者の育成をめざします。

電気科

今の世の中、電気なしの生活は考える事ができません。テレビ、電灯、携帯電話、電車、パソコンなどの生活必需品は、電気・電子・情報技術によって実現したものです。また、電気を使うためには、電気を作る技術、作った電気を送る技術も重要です。電気科では、生活に不可欠な電気・電子技術について幅広く学び、社会が求める電気技術者を育成します。

建築デザイン科

建物は雨や風から私たちを守っています。テントや洞窟でも寝泊まりはできますが、一年を通してはむずかしいです。ご飯を食べたり、テレビを見たり、夜寝ている間も私たちを守っています。私たちは「家」を出て「学校や会社」に通います。これは、「建物から建物へ移動している。」と考えることもできます。出発地は建物で目的地も建物です。安全な建物、住みやすい建物とはどんな建物でしょう?一緒に建物の勉強をしてみませんか?一緒にデザインの勉強もしてみませんか?よいデザインは私たちの心を癒し、寄り添い、包み込んでくれるものです。建築とデザインは人生における必修科目です。

都市工学科

都市工学とは、英語でUrban Engineering(安全性・快適性を重視した都市構築の技術)といいます。文字通り、私たち市民の生活になくてはならない学問です。人間と自然が共存し、環境に配慮された構造物(社会基盤あるいはインフラ)を建設・維持する技術について学びます。具体的には、橋、道路、トンネル、鉄道、空港、港湾、河川、海岸、上水道、下水道、宅地造成、公園などの建設・維持を行うことです。

これまでの学科

令和2年度入学までの学科情報です。