愛知県立半田工科高等学校

第6回全国高校生コマ大戦

電子機械科3年1組

• 木原裕紀（乙川中）
• 工藤亮太（乙川中）
• 佐藤樹（青山中）
• 辻凜太（半田中）
• 鳴海敦基（常滑中）
• 林蒼雲（青山中）
• 指導教員佐藤義成

1．取り上げた理由

昨年の先輩方は決勝ﾘｰｸﾞに3ｺﾏも進出したのに全て初戦敗退という残念な結果だったと伺いました。いろいろな苦労や経験をされているのに悔しい思いをされたということで私たちがリベンジだと立ち上がりました。
また、いろいろなボランティアにも参加をしようということになりました。

2．活動計画

3．コマ大戦のルールは？

参加の条件

• 全国の高校生で、1チーム3人以内とする
• 出場できるチームは120チームまでとし、これを超えた場合は応募チームの
  多い高校から調整する
• なお、全国枠（東海4県下以外）出場チーム数は最大30チームまでと
  し、これを超えた場合は応募チームの多い高校から調整する

仕様

• コマに使用できる材料は「比重10ｇ／cm3以下」とする
• コマの直径は静止状態で回転軸に対し20㎜以下とする（寸法確認は
  20.001mmの公式リングゲージにより受付時に行う）
• コマの全長は静止状態で60mm以下とする
• 使用できるコマは1チーム1個で、途中の交換はできない
• コマは片方の手の指で回すこと

土俵の仕様

• 直径250mm凹R700mmケミカルウッド製

勝敗

• 土俵の外に出るか、先に止まったら負けとする
• 土俵との接地面以外の部分が動いていても、接地面が止まっていたら負け
  とする
• 行司が「見合って」の掛け声を掛けた時点より30秒以内に試合を開始でき
  なければ負けとする

対戦方法

• 対戦は3人以下による団体戦とする
• 予選リーグ戦により上位16チームを決定した後、決勝トーナメント戦を行う

禁止事項

• 2カ所以上の接地面で回るコマ
• 回転軸が変わるコマ
• 部品交換により外形寸法が変わるコマ
• 受付後、競技以外の時間にコマに触れること

4．コマづくり本体の製作

加工練習のときは、SS400などの鋼を使いました。

5．本体と軸を合体させる。

6．軸の加工

軸を加工する。折れやすいので細心の注意を払う。

7．底をつるつるに。

コマと土俵の接地面の摩擦抵抗を下げるために、底部をつるつるに。

8．側面にボッチをつける。

9．このようにいろいろなコマを作りました

10．対戦ルール

• 1リーグ7コマです。
• Ａ～Ｐリーグの16リーグ。
• コマの総数は112コマです。
• 決勝リーグに進出できるのは、リーグで1位通過したコマのみです。
• 私たちは4コマ出場しました。

11．第6回全国高校生コマ大戦参加大会風景

12．大会結果

4コマ出場した結果、ベスト8に1コマ、ベスト16に1コマ進めることができました。予選ブロックは7コマの総当たり戦で1位しか決勝リーグに進めないという厳しものです。決勝リーグでは負けてしまいましたが、全力を出し切れました。

総参加コマ数112コマ

13．感想

残念ながら、目標のベスト4以上の成績を残すことができませんでした。しかし、難しいこともたくさんありましたが、とてもよい経験になりました。モノづくりの大変さ、チームワークの大切さなど、たくさんの事を学ぶことができ皆さんに感謝しています。

【参考】参加校

＜愛知県＞21校

• 愛知県立半田工業高校
• 愛知県立一宮工業高校
• デンソー工業学園
• 愛知県立春日井工業高校
• 愛知県立佐織工業高校
• 愛知県立刈谷工業高校
• 享栄高校
• 愛知県立碧南工業高校
• 愛知県立愛知総合工科高校
• 愛知県立起工業高校
• 大同大学大同高校
• 愛知県立豊川工業高校
• 名古屋市立工業高校
• 愛知県立鶴城丘高校
• 愛知県立岡崎工業高校
• 愛知県立豊田工業高校
• 東海工業専門学校
• 愛知産業大学工業高校
• 愛知県立小牧工業高校
• 名古屋市立工芸高校
• 愛知県立豊橋工業高校

＜岐阜県＞3校

• 岐阜県立岐南工業高校
• 岐阜県立大垣工業高校
• 岐阜県立岐阜総合学園高校

＜三重県＞2校

• 三重県立津工業高校
• 三重県立桑名工業高校
• 三重県立四日市工業高校
• 三重県立伊勢工業高校

〈3県以外〉10校

• 兵庫県立飾磨工業高校
• 長野県立上田千曲高校
• 静岡県立吉原工業高校
• 佐賀県立佐賀工業高校
• 群馬県立富岡実業高校
• 奈良県立奈良朱雀高校
• 長野県立蘇南高校
• 山口県南陽工業高校
• 京都府立工業高校

合計38校 112コマ